microcosmos

読書記録など。

2023.3 月間読了記録

 

2023年3月の読書記録、読了は15冊でした。

  1. M・W・クレイヴン 『ストーンサークルの殺人』
  2. 今村昌弘 『兇人邸の殺人』
  3. 三津田信三 『厭魅の如き憑くもの』
  4. 三津田信三 『凶鳥の如き忌むもの』
  5. 三津田信三 『首無の如き祟るもの』
  6. 村上春樹1Q84 BOOK1 <4月-6月> 前編』
  7. 村上春樹1Q84 BOOK1 <4月-6月> 後編』
  8. 村上春樹1Q84 BOOK2 <7月-9月> 前編』
  9. 村上春樹1Q84 BOOK1 <7月-9月> 後編』
  10. M・W・クレイヴン 『ブラックサマーの殺人』
  11. ホリー・ジャクソン 『自由研究には向かない殺人』
  12. 麻耶雄嵩神様ゲーム
  13. 澤村伊智 『ぼぎわんが、来る』 
  14. キム・ハナ 『話すことを 話す』 【再読】
  15. 白井智之 『名探偵のいけにえ』

 


f:id:wahon:20230331053501j:image

f:id:wahon:20230331053504j:image

f:id:wahon:20230331053554j:image

f:id:wahon:20230331053558j:image

f:id:wahon:20230331053616j:image

f:id:wahon:20230331053619j:image

f:id:wahon:20230331053643j:image

f:id:wahon:20230331053647j:image

f:id:wahon:20230331053707j:image

f:id:wahon:20230331053710j:image

f:id:wahon:20230331053852j:image

f:id:wahon:20230331053747j:image

f:id:wahon:20230331150019j:image

f:id:wahon:20230331150023j:image

 

3月の読書のテーマは”シリーズ沼”だったきがする…!!

完全にシリーズ沼にどっぷり浸かっています…!!”ワシントン・ポーシリーズ”、”刀城言耶シリーズ”、”剣崎比留子シリーズ”……

 

魅力的な登場人物たちとより長く時間を過ごすことができるのがシリーズものが大好きである理由なのですが、2023年は魅力的な登場人物との出会いが特に多い気がする。あれだな、シンプルに読んでる冊数が昨年より多いからですね。

 

”ワシントン・ポーシリーズ”、突然ツイッターでやたらみかけるようになって、気になって手に取ったのですが、出会えてよかった~!のひとことです!

ツイッターありがとう!フォロワーさんありがとう!

1章1章が短いのでページ数のわりにかなりサクサク読めるし、事件は難解で、物語はドラマチック。

ストーンサークルの殺人』は読み終わった後、あの人とあの人の過去と思い出を思って泣いてしまいました。

今のところ、残すは『キューレターの殺人』ですが読むのがもったいない気がしてくる……でも読みたい……これ is 乙女心……

 

三津田信三さんの”刀城言耶シリーズ”、おもしろすぎるよ…!

ミステリ&ホラー、あまりにも好み過ぎる。

ホラー部分が怖くて夜寝れなくなるという代償付きですが…

 

事件の謎を解くという真実が求められる物語と、常識や人知を超えた現象が巻き起こり背筋を凍らせる物語、相容れないようで相性ピッタリなの、どういうことなんでしょう。

S極とN極が惹かれあうとかそういうやつですか?

 

1Q84』、BOOK3を読むのを放置してしまっている…

言い訳をするとBOOK3がことごとく近所に売っていないのでまだ手元にないんですよね。

内容を覚えているうちにわたしのなかの『1Q84』の物語を完結させてしまいたい。

あと、最近ツイッターオーウェルの『一九八四年』をみかけるので、『1Q84』読了したのちにそちらも読んでみたいと思っています。

 

2023年はこのミス2023年版 国内・国外編上位10位を読破するというゆる目標を掲げているので、『優等生は探偵に向かない』を読む前にと、『自由研究に向かない殺人』を読みました。

さすがこのミス2022年版国外編2位…、読む手が止まらず、深夜まで読み続けてしまい寝不足……

事件の概要はかなり重めでしたが、そのぶん主人公であるピップをはじめとする登場人物がこれまた魅力的で、心が救われたみたいなところあります。

頭の良さと裏腹にこちらをハラハラさせるような大胆な行動を起こすピップ、脅迫されれば怖いし、友達や家族が大好きで守りたいと思うピップ、ちゃんと等身大の女子高生なのが本当に好き(本当に好き)。

結末についても、この”捜査”が「彼の無実を証明する」ことが終着点である”自由研究”であることを踏まえると納得でした。

 

今月はブックカバー作成にも挑戦してみました。

可愛くないですか〜😆

結構お気に入りでしっかり愛用しています🤍

 


f:id:wahon:20230331055016j:image

f:id:wahon:20230331055019j:image

f:id:wahon:20230331055023j:image

 

3月、ストレスに支配され、欲望のままに本を買ったり図書館から借りてきたりしてしまい積読という罪を重ねてしまったので、4月は積読を消費する月にしたいと思います。しばらく本買わないぞ!(フラグ)

 

よければこちらクリックをおねがいします🤍

 

読書にまつわるわたしのセブンルール

 

f:id:wahon:20230319013637j:image

 

アイドルオタク時代(元、みたいな雰囲気を出していますがバリバリ現役)、『アイドルオタクのセブンルール』というブログを書いたことがあります。

 

oshiworld.hatenablog.com

 

考えるのも、語るのも、ほかの人のセブンルールをみるのも楽しかったので、久々にこのお題でかいてみたい。元ネタについては周知のものとしてかいていきますがわからない方は検索してください。

 

『読書にまつわるわたしのセブンルール』、今回の主人公はわたしだ。

 

デデデデデデデデデ……(今回もBGMは各自で脳内再生お願いします。)

 

 

 

 

1.シリーズものの1作目は図書館で借りて読む

 

シリーズものに目がないです。その物語に登場する人々とできるだけ長く付き合っていきたい。しかし、シリーズものを読み始めるときにはリスクが伴います。”1作目買ってみたけど自分の好みじゃなくて続きを買わなかった結果、本棚に1作目だけ刺さっているのなんかムズムズする”問題!!これ、わたしだけですか?気になるんです!ひとりだけそこに居られると!1冊完結のものはジャケ買いでも衝動買いでもなんでも博打できるのですが、シリーズものには慎重になってしまう……。マジで好きな子にはなかなか手を出せないみたいな(たぶん違いますよ)。このムズムズを避けるために、1作目は図書館デートから始めます。

 

ちなみに人生でふたり、初対面で手を出した子がいます。綾辻行人さんの『館シリーズ』と、小野不由美さんの『十二国記シリーズ』です。噂で聞いてたからサ……、あいつらはマジで良いって……。

 

2.シリーズものは文庫本で集める

 

これは完全に本棚の見た目と収納スペース問題です。シリーズものが本棚にズラーーーーっと並んでいるのをみるのが好きというか、まあとりあえず好きなんですけど。背丈がちっちゃい本が整列しているのをみるのが癒し。すみっコぐらし見てかわいいと思う感情と一緒。それがシリーズものだとなんか兄弟みたいで、なお良い。かわいいニコニコ、となる。うちの子たちが一番かわいいですが?なにか?

 

3.本を読む前に漫画を読む

 

本を読む前に漫画を読みます(再放送)。わたしの脳は切り替えがあまり得意ではないようなので、いきなり読書は目が滑って集中できないことが多いです。そのため漫画を読んで脳を”集中するぞモード”にしてから読書をはじめます。集中する空間をつくるというより、集中できる脳に切り替えるという感じ。なんか啓発本みたいな語感。

 

 

4.カバーは外して読む

 

カバーをしたまま読んでいて、こう、カバーと本がずれていくのが気になって気になって!!!

 

f:id:wahon:20230319013750j:image

 

基本的にカバーは外して読みます。装丁が暗い色だと指紋がついてしまうのが嫌なのでカバーをしたまま読みます。単行本だとカバーを外さないと気付かない素敵なデザインが施されている場合もありますよね。原田マハさんの『リボルバー』とか。『リボルバー』のあの装丁、ずるくないですか?読了後、装丁を眺めながらゴッホゴーギャンを思って泣きました。

 

5.順番に読む

シリーズものは1作目から順番に読みます。『十二国記シリーズ』も『魔性の子』から読みました。

(急に内容薄くない?)(飽きてきた?)

 

あとがきを最初に読むか最後に読むか問題。最後に読みます。本は1ページ目から順番に読みます。だって”あとがき”だから……。

ちなみにデビュー作順には読みません。(ガバガバルール)

 

 

(休憩がてら実家の犬をご覧ください。)

f:id:wahon:20230319013739j:image

 

 

6.紙書籍も電子書籍も図書館も、単行本も文庫本も、本屋もブックオフも全部好き

 

シリーズものは文庫で買いますし、図書館でたまたま気になった子がいればお持ち帰りして(言い方)手元に置きたくなったら本屋で買いますし、単行本で集めている作家さんもいます。山ほど積読したくなればブックオフに行きます。BL漫画は家族にみつかるとちょっと気まずいので電子書籍で読みます(気に入ったら結局紙で買っているのであまり意味はない)。あくまで趣味なので、自分の手が届く範囲で、自分が貢献できる範囲で楽しむのがわたしのルールです。

 

7.褒めて批判しない

人の好みの範囲に踏み込むのが怖いんですよね。自分がすべてと思えないし、ほかの人と違った感想を持ったときは、自分の感覚がずれているのかな…?と思うタイプというのもある。「ここがこうだから、良い・よくない」のような”批評”ができる語彙力もないので、自分には合わなかったなと感じた時は、沈黙、または『自分の好みではなかった』という表現をするようにしています。”批評”はちゃんとできる人がやればいい。

あとこれはアイドルオタク時代にツイッターでみかけて心に留めている言葉なのですが、これがこのルールに通じているんだと思う。”てめえが嫌いなアイドルも誰かにとっては一番のアイドル”

 

 

いかがでしょうか!!ここまでで2000字超えです!!ここまで読んでくださった方がいるかどうかわかりませんが、読んだ方はあなたのセブンルールをわたしに教えてください!!教えてほしいから書いたんです!!それでは!!どろん!!

 

 

ちなみに作業BGMはこちらでした。何気なくページをめくるたびに、どうしようもなく、毎日懲りず、読書を好きになりますね。

 

youtu.be

 

2023.2 月間読了記録

2023年2月の読書記録、読了本は14冊でした。

 

  1. 小松左京 『霧が晴れた時』
  2. ドニー・アイカー 『死に山 世界一不気味な遭難事故 ≪ディアトロフ峠事件≫の真相』
  3. 夕木春央 『方舟』
  4. 千早茜、新井見枝香 『胃が合うふたり』
  5. 千早茜 『ひきなみ』
  6. 村上春樹 『風の歌を聴け
  7. イルセ・サン 『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』
  8. 綾辻行人 『十角館の殺人』【再読】
  9. 阿津川辰海、斜線堂有紀 『あなたへの挑戦状』
  10. 芦沢央 『いつかの人質』
  11. チョン・セラン 『地球でハナだけ』
  12. ハン・ソルヒ 『あたしだけ何も起こらない』
  13. ニナキム 『大人でなく30歳です』
  14. 綾辻行人 『水車館の殺人』【再読】

 


f:id:wahon:20230228095413j:image

f:id:wahon:20230228095416j:image

f:id:wahon:20230228095500j:image

f:id:wahon:20230228095503j:image

f:id:wahon:20230228095522j:image

f:id:wahon:20230228095526j:image

f:id:wahon:20230228095610j:image

f:id:wahon:20230228095614j:image

f:id:wahon:20230228095717j:image

f:id:wahon:20230228095720j:image

f:id:wahon:20230228095651j:image

f:id:wahon:20230228095736j:image

f:id:wahon:20230228095758j:image        


2月の個人的ベストは『死に山』でした…!

ノンフィクション小説はあまり読まないのですが、

『死に山』、かなり夢中になって読みました😊

丹念な取材と熟考によって到達した仮説には、思わず納得してしまう…

結局今現在も真相は解明されないままです…謎は深まるばかり…

しかしこの1冊には大満足です!!

 

綾辻さんの『館シリーズ』も再読中。

じつは出版順に読んだことがないので、

新作が発売される前に再履修!!と意気込んでおります!!

 

 

2023.1 月間読了記録

2023年1月の読書記録、読了本は計21冊でした。

 

  1. イアン・リード 『もっと遠くへ行こう。』
  2. アンソニーホロヴィッツ 『殺しへのライン』
  3. 下村敦史 『黙過』
  4. 神永学 『心霊探偵八雲 5 つながる想い』
  5. 神永学 『心霊探偵八雲 6 失意の果てに (上)』
  6. 神永学 『心霊探偵八雲 6 失意の果てに (下)』
  7. 神永学 『心霊探偵八雲 7 魂の行方』
  8. 神永学 『心霊探偵八雲 8 失われた魂』
  9. 神永学 『心霊探偵八雲 9 救いの魂』
  10. 神永学 『心霊探偵八雲 10 魂の道標』
  11. 神永学 『心霊探偵八雲 11 魂の代償』
  12. 神永学 『心霊探偵八雲 12 魂の深淵』
  13. 小野不由美 『ゴーストハント 1 旧校舎階段』
  14. 小野不由美 『残穢
  15. 貫井徳郎 『微笑む人』【再読】
  16. 原田ひ香 『ランチ酒 おかわり日和』
  17. 南綾子 『ぬるま湯女子会、38度(ときどきちょっと熱い)』
  18. 吉川トリコ 『余命一年、男をかう』
  19. 千早茜 『わるい食べもの』
  20. 千早茜 『しつこく わるい食べもの』
  21. 南綾子 『ダイエットの神様』

 

 

 

 

千早茜さんのエッセイ本にハマった1月でした。直木賞本も含め、小説もこれから読んでいきたい。『西洋菓子店プティ・フール』が気になっています。